時間の使い方
今思うと、昨年は「見守っている時間」が多かった。
もろもろ組織的にも、実際のサービスとしても大きい意味で
「仕込み中」だったので、自分がやるべきことはそういう
ことなのだと、認識していた。だから、実は結構暇な時間が
あり、書籍を書いたり、スパイアスマートフォンラウンジ
というイベントを積極的に行ったりしていた。
一転、今年に入って組織も成長し、サービスも実態として
世の中に現れ、一転、「率先してアクションをする時間」が
圧倒的に増えた。逆に自分がアクションをすればするほど
成果が出るフェーズともいえるし、当社組織の若いメンバーは
「素晴らしいサービスを創る」ということでは私よりもある種
秀でているがそれを事業機会に結びつけて行くアクションは
私の方が長けている側面がある。ので、「一緒に行動を起こし、
それらのプロセスややり方を学んでもらいつつ、事業成果を
出せる状況を作っている」という感じである。
このプロセスを1年くらい続けると、その意味での闘魂伝承も
終わり、組織のマネジャー陣が成長し、自分の役割はそこですら
なくなるんだろう、という実感がある。その先より大きい事業
にしていくために自分の役割を率先して再規定していく必要が
あるかも。
事業のフェーズや空気を読みながら、自分の役割や関与の仕方
を率先して変えて行く、ここも経営者の一つのスキルであり、
センスだと思う。今は徹底的に現場感もって、一緒に行動して
いくフェーズ。