季節感を取り入れる
春だ。桜だ。花見の季節だ。
季節感を大げさに取り込んで行く、ということは会社経営や事業マネジメント上、
結構重要なのではないか、と思うし、確か以前読んだなんかの本にも書いてあった。
当社の場合、12月決算のため、新年度スタートというわけでもなく、2Qが始まる、
というタイミングだけなのだが、やはり、春になり、新卒社員が入ってきて、
それなりにまとまった組織変更や人事異動などもあり、会社全体に新しい空気が
生まれるのはこのタイミングである。
仕事や業務内容にもよるが、日々の仕事はプロジェクトというのは、意識していないと
日々漫然と流れて行き、「句読点」を打つのが難しい、という性質のものも存在する。
そのときは、季節感を上手く取り込むのが良いと思う。春だから、夏だから、秋だから、
といったものである。気付くと仕事や会社、という事象のみに集中しがちだが、
季節感を取り入れる事で、「句読点」を打つ事ができるし、仕事や会社の外、に目を
向け、思わぬ気付きを得る事も、ときにはできるだろう。何よりも、リフレッシュ、
再スタートの機会を得る事で、いつもの業務も新たな気分で取り組む事ができる。
立場や役割的にはどんな状況でも一定のマインドで、外部環境に左右されずに淡々と
物事を考え、推進していくべきだが、私自身もやはり春というのは少し浮かれた気分
になる。
まあ、そんなこともあり、季節感を過剰に、表現を変えれば意図して取り入れるのは
重要な事だと思うし、気分的なことだけでなくて、実際に4月から幾つか事業の運営
方法を変えていこうと思う。夏頃にこれらの成果が大きく出ていると良いな。