4月直前に毎年思い出す事
3月いろいろとアクションしていたら、いつの間にか4月。
本日も2013新卒採用の役員面接を担当しているし、来週月曜日
は社内的にも組織変更/人事異動/2012新卒が入って来て、
2011メンバーは新卒じゃなくなる、といった節目のタイミング
である。担当事業は注力領域のため、当然ながらこの4−5月で
他部門からの異動や、新卒配属等も含めて人員がある程度の
規模増えて行くことになるので、改めて内部を固める事に
時間を割くべきであろう、と考えている。
しかしながらこの時期になると思い出すのは、大学に入る前、
や社会人になる前の春休み期間のことである。この期間は、
次の道は決まっているそれなりに希望に満ちているけど、
どこに所属しているという感じでもなく自由である、という
自分的にも特別なフィーリングを持った時期として印象に
残っている。
【大学入る前(1995年)】
・高校2年に骨折した際に埋めたボルトを外す手術の為に
に入院していた。その間に地下鉄サリン事件が起きて、
退院後に世の中が大変なことになっている事を知った。
・始めての一人暮らしを始めてもろもろ準備をした。
この間だったかな、失恋とかもしたね。
【社会人になる前(1999年)】
・多摩地区でほぼ過ごした大学生生活から、池尻にある
会社の借り上げマンションに。同居人が大阪大学/
北海道大学出身の同期(初対面)だったが、その時点で
なぜか東京にある大学出身の私よりも都心の事情に詳しい
という屈辱的な状況を味わう。
・大手広告代理店入社ということで、なんとなく社交的なムード
を過度に示さないといけない(そんなに非社交的なほうでも
ないのですが)、とけ込めない雰囲気もあって、自分的
にもそれなりに無理してテンション上げていた記憶が。
・ゼストとか、モンスーン系の店が当時絶好調で、なんだか
そんな風な店とか、clubasiaとか入り浸ってたね(ラモス
がたまにいた)。
買っていたが、私はなんと、大学時代携帯電話もPHSも
持たずに過ごしていたたため、その時期に携帯電話自体を
人生始めて購入した(普通のやつJ-PHONEだった)。
なんだか、ワクワクした。
・宇多田ヒカルがよく流れていた。
私は、何年か前から、新卒を会社に迎え入れるタイミングで、
なんだかそんなことをいつも毎回思い出して、そのときの自分
の感情を手触り感もって認識しつつも、時代も変わっている
ことも念頭に、どのようなメッセージや話を投げかけるのが
良いのだろうか、と思案している。